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十和田市現代美術館 「国松希根太  連鎖する息吹」

■「国松希根太 連鎖する息吹」
2025年12月13日(土)− 2026年5月10日(日)
十和田市現代美術館にて、北海道を拠点とする彫刻家 国松希根太(くにまつ・きねた)の美術館での初の個展を開催します。国松は00年代初頭より、北海道中南部の白老の内陸に位置する飛生(トビウ)の旧小学校を改造した「飛生アートコミュニティー」を拠点に活動してきました。北の大地で長い年月を経て独自のフォルムを形成した木々と出会い制作、近年はとりわけ地平線や水平線、山脈、洞窟などの風景の中に存在する輪郭(境界)を題材に彫刻や絵画、インスタレーションなどを発表しています。木の表面や内部に鑿(のみ)や火を入れたり、鉱物や雪など大地の素材に向き合い生まれる作品は、国松と自然との一期一会のコミュニケーションといえるでしょう。本展では、代表作に加え、国松が自然と出会い生まれた新作とともに多岐にわたる活動も紹介いたします。国松をめぐって連鎖しつづける創造の息吹を感じていただければ幸いです。 ■展覧会詳細 https://towadaartcenter.com/exhibitions/kunimatsu_kineta/ Images ■青森県十和田市奥入瀬のブナ 撮影:小山田邦哉 ■国松希根太 撮影:笹島康仁 ■《GLACIER MOUNTAIN》 2024 年17.5×60×29cm 木(イチイ)に胡粉と土  撮影:国松希根太 ■《WORMHOLE》 2025 年 約 390×120×100cm 木(ミズナラ) 2025 年 日本国際博覧会 出展作品 展示場所:コネクティングゾーン ポップアップステージ北 空の広場  撮影:忽那光一郎
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