【N&A Art SITE】ジェイ・ヨン『思考と行為の現象学』開催決定(10/15 – 11/8)
N&A Art SITEでは、2025年10月15日(水)から11月8日(金)まで、ジェイ・ヨン(J Young, 鄭載榮)の個展『思考と行為の現象学』を開催いたします。
■開催概要
展覧会名:ジェイ・ヨン『思考と行為の現象学』
会期:2025年10月15日(水) - 11月8日(金) 12:00-17:00 (日)(月)休
会場:N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6 / 東急東横線中目黒駅より徒歩5分)
主催:ジェイ・ヨン「思考と行為の現象学」展実行委員会
共催:エヌ・アンド・エー株式会社、アートジーン合同会社
アドバイザー:沓名美和
ジェイ・ヨンは1990年、韓国の新世代美術活動の先駆者と評されるグループ「黄金のりんご(황금사과, Golden Apple)」を共同創設し、石や木の枝などの自然素材を用いながら、実験的かつ体験的な手法を通じて数多くの作品を生み出してきました。その表現方法は、絵画やドローイング、版画作品、インスタレーションなど、多岐にわたります。
日本での個展の開催がおよそ18年ぶりとなる本展では、絵画作品、彫刻作品をはじめ、代表的な連作の《Like–150mm》や《Moment》など近年の新作を中心に展示いたします。
※出展作品のうち一部は会場のみでの申込にて販売しております。メール等での申込は承っておりません。
※プライスリストは会場のみでのご確認をお願いいたします。
■展覧会に寄せて
ジェイ・ヨンの本質的課題は、ミニマリズムの限界を超えることではないかと思われる。欧米近代が行き着いたミニマリズムは、実際には袋小路でもあるだろう。ミニマリズムの限界を超えなければ、未来の視覚芸術は発展できない。しかしそれは、もう一度多様性の海と渡り合うことでもある。ではそのときに指針となる羅針盤は何か。それがジェイの探究の本質ではないのだろうか。表現は彼の思考による選択と統御、実験と確信の結果である。それは彼の生き様なのである。
南條史生
■ジェイ・ヨン|J Young(鄭載榮)
1965年、韓国/慶尚北道 / 醴泉生まれ。釜山在住。
韓国の新世代美術運動を牽引したグループ「黄金のりんご(황금사과, Golden Apple)」の共同創設者。
1994年以降、韓国国内外で毎年2・3回の個展を開催、アメリカやヨーロッパのアートフェアにも参加。自然素材を取り入れた作品や、東洋哲学を込めたパフォーマンスで注目を集めている。
【展示についてのお問い合わせ】
N&A Art SITE(エヌ・アンド・エー株式会社)
artsite@nanjo.com 03-6261-6098
1.《Moment》2023 Mixed media on panel 40.0×53.5 cm
2.《Like-150mm》2025 Mixed media on canvas 90.9×65.1 cm
3.《Moment》2022 Bronze 38.0×18.0×10.0 cm
