【N&A Art SITE】池平徹兵 個展『すべてを必要として明日をつくる』開催決定(10/11-10/26)
N&A Art SITEでは、現代美術作家・池平徹兵の個展『すべてを必要として明日をつくる』を2024年10月11日㈮から10月26日㈯まで開催いたします。
■開催概要
展覧会名: 池平徹兵 個展『すべてを必要として明日をつくる』
会期: 2024年10月11日㈮― 10月26日㈯ 12:00-17:00 休:日・月・祝
会場: N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6 / 東急東横線中目黒駅より徒歩5分)
主催: 池平徹兵『すべてを必要として明日をつくる』展実行委員会
池平は、色鮮やかで精緻な描写を特徴とする油彩作品や、そこから派生して展開されるワークショップ、料亭を改装したアトリエの一般公開など、多方面に活動を展開する作家です。近年では、台湾のギャラリー「SOKA ART TAINAN」での個展の開催(『現代借景』2024年)、パークホテル東京でのアーティストルーム制作(2023年)など、活動の幅を広げています。
本展では、現実の景色を借景に虎やライオンなどの動物が描かれる油彩作品「現代借景」シリーズ、展示空間を借景とし動物たちが躍動する立体作品「part of the world」など、池平の代表作とも言える作品シリーズに加え、本展に向けて制作された新作を含めた約15点を展示します。また、昨年、池平の出身地・福岡県にて行われたワークショップで、県内の児童が制作した絵をコラージュした大型の油彩作品など、池平の多彩な創作活動をご覧いただく機会となります。
※出展作品のうち一部は会場のみでの抽選申込にて販売しております。メール等での申込は承っておりません。
※プライスリストは会場のみでのご確認をお願いいたします。
■作家ステートメント
視界の隅々までを大切に思えた時、人は幸せな気持ちになれます。
私はキャンバスの隅々までを大切な部分にする為、その日に最も描きたいものを日々キャンバスの中に加えていくという方法で絵を描きます。
本気で描いたものは、何の関連もないものも自然界の景色のように、全てが主役のままお互いを引き立て合います。
また、それが他者の描いた絵であっても成立することが分かりました。
私はその世界をキャンバスの外へ広げる試みも始めました。
透明アクリル板を使った立体作品「part of the world」はキャンバスの外の現実の世界でそれを模索した作品です。
現実の世界では実際の景色を変えることに限界がある為、作品を通して見ることで自分自身の感じ方を変える必要があります。
「何を感じて どう思うか」で人の未来は変わっていきます。
様々な景色を借景にした「現代借景」のシリーズは、あらゆる現実の景色を好きになろうとした痕跡です。
またワークショップの作品は、あらゆる人々を本気で必要としようとした痕跡です。
私がやりたいことは「全てを必要として、明日をつくること」それだけなのかもしれません。
池平徹兵
■池平徹兵
1978 年、福岡県に生まれる。2001年島根大学教育学部保健体育専修卒。在学中より画家として活動。
国内での個展多数。海外のアートフェアにも多数参加。2013年、『第16回岡本太郎現代芸術賞展』入選。同年、オペラシティアートギャラリー『project N』出展。2017 年、『VOCA 展』選出。小学校や福祉施設でのワークショップ形式による作品制作、東京大学駒場博物館特別展『境界を引く⇄越える』のインストラクター。2018年、『海から山へ 山から海へ』茨城県 県北芸術村推進事業交流型アートプロジェクト選出。2023年、パークホテル東京のアーティストルーム制作、日本テレビ「THE ART HOUSE #34」出演、料亭「貯水池鳥山」の大広間を改装したアトリエを常時一般公開している。2024年、「『多彩の多才』北九州市ART for SDGs」、SOKA ART TAINANでの個展『現代借景』など活動は多岐にわたる。
【展示についてのお問い合わせ】
N&A Art SITE(エヌ・アンド・エー株式会社)
artsite@nanjo.com 03-6261-6098