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2024年4月23日 【N&A Art SITE】NANJO SELECTION vol. 4 横山奈美 個展『広い空に / Big Sky Mind』開催決定(5/31-6/29)

N&A Art SITEでは、2024年5月31日(金)から6月29日(土)まで、NANJO SELECTION 第4弾として横山奈美の個展『広い空に / Big Sky Mind』を開催いたします。 ■開催概要 展覧会名: NANJO SELECTION vol. 4 横山奈美 個展 『広い空に / Big Sky Mind』 会期: 2024年5月31日(金)― 6月29日(土) 12:00-17:00 休:日・月・祝 会場: N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6 / 東急東横線中目黒駅より徒歩5分) 主催: エヌ・アンド・エー株式会社、アートジーン合同会社 協力:ケンジタキギャラリー ※展示作品は全て販売いたします ※作品のご購入は会場でのお申込制です(メール等でのお申込は頂けません) N&A Art SITEでは、南條史生による企画展シリーズ「NANJO SELECTION」の第4弾として、横山奈美の個展『広い空に / Big Sky Mind』を2024年5月31日(金)から6月29日(土)まで開催いたします。 横山は、消費され捨てられる物に光を当てそれを精緻に描く「最初の物体」シリーズや、自身でデザインしたネオン管をモチーフに、ガラス管や背後に存在する配電線、フレームまで描く「ネオン」シリーズなどの絵画作品で注目を集める作家です。近年では、ケンジタキギャラリー(2024、2023など)や岐阜県美術館(2021)、金沢21世紀美術館(2019)などで個展を開催、グループ展では「VOCA展2023」(上野の森美術館)や「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館)に参加するなど、精力的な活動を行っています。 本展では、横山の友人や知人などさまざまな人が筆記した文字をネオン管にし、それを克明に描く「Shape of Your Words」シリーズから「Sky」という言葉をモチーフとする新作絵画約10点を展示いたします。 ■作家ステートメント 2年ほど前から、自分の周りにいる人や旅先で出会った人々に「LOVE」や「HISTORY」といった言葉を紙に書いてもらい、それをネオン管で忠実に再現し、それを見て描くことで絵画を制作してきました。扱う言葉は、あえて視覚的に捉えにくいものを選んできました。言葉の形をした光を放つネオン管と、その光が反射する配電線やフレームを描くことで、見えないものを見えるように、個々の言葉を確かな存在として目の前に表したかったからです。 今回の展示では、「Sky」という、誰もが一度は見上げたことがあるであろう言葉に焦点を当て、私の周りにいる10名の様々な背景を持つ人たちに書いてもらいました。この制作のきっかけは、目で見るものが自分にとっては当たり前だとしても、他者にとっては全く異なる景色に見えていると感じたことです。私たちの考え方や価値観は、生きてきた場所や社会、環境によって形成されます。それにより、同じ空を見上げていても、同じ物事について考えていたとしても、私たちそれぞれの目に映る景色や思考は異なっているのではないか。そのような私たちが持つそれぞれの違いをどのようにしたら共有できるのか。この作品では、誰のものでもなく遠くまで広がる空ではなく、誰かの中に存在する個人的な空を描いています。 横山奈美 ■NANJO SELECTIONについて 長年、現代美術の普及に尽力し、その間多くの作家、作品に出会ってきましたが、それでもまだ新しい発見を求めて、内外多数の展覧会を見て歩いています。そして多くの作品に出会い、作家との対話を重ねた中から、表現上の独自の発展を模索し、成果を上げ始めている比較的若手の作家に焦点を当て、その活動を紹介していきたいと思います。 決して万全とは言えない日本のアート環境の中で、新しく登場した作家たちの意義ある業績を美術史の文脈の中に位置づけながら国際的に紹介していくことは、日本の美術業界の喫緊の課題だと思われます。 1年に4人程度の作家を逐次ご案内申し上げます。ぜひご覧ください。 NANJO SELECTION ウェブサイト:https://nanjo-selection.com/ ■vol. 4 横山奈美について 横山奈美の作品に強い印象を持ったのは、作者が日産アートアワードのファイナリストに選出されて、横浜のBankART Studio NYKで展示されているのを見たときである(2017年)。古い倉庫の薄暗い空間に、絵画のネオンが光っているイメージは、不思議な印象を与えていた。このトロンプルイユのような絵画はその後多くの会場で展示されて人々を魅了し、支持者を増やしてきた。 今回紹介するのは新作のシリーズである。文字は「Sky」と書かれていて、それが約10点連続する。全て異なった人によって書かれた文字が元になっている。「空」という言葉が持つ、明るいが空虚で、しかし開かれた可能性に満ちたイメージが魅力である。コンセプチュアルでミニマル、なのにやさしく明るい、横山奈美の新しい境地を楽しんでいただきたい。 南條史生 ■横山奈美 1986年岐阜県生まれ。2012年愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 油画版画領域修了。愛知県を拠点に活動。 https://www.namiyokoyama.com (近年の展覧会歴) 個展 2024「Remembering Someone in the Distance」ケンジタキギャラリー・東京 2023「Shape of Your Words」ケンジタキギャラリー・東京 2022「SLAPアーティスト招聘プロジェクトvol.1横山奈美『Shape of Your Words』」iti SETOUCHI Cube・広島 2021「アーティスト・イン・ミュージアムAiMVol.11横山奈美『forever』」岐阜県美術館 2020「ラブと私のメモリーズ」ケンジタキギャラリー・東京 「誰もいない」ケンジタキギャラリー・愛知 2019「アペルト10横山奈美LOVEと私のメモリーズ」金沢21世紀美術館・石川 「LOVEと私のメモリーズ」ケンジタキギャラリー・東京 グループ展 2024「クロスアート4 ビロンギング -新しい居場所と手にしたもの-」岐阜県美術館 2023「リニューアルオープン記念特別展 Before/After」広島市現代美術館 「VOCA展2023 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」上野の森美術館・東京 2022「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館・東京 「ゆらぐbe with light」kojin kyoto・京都 「反復と平和―日々、わたしを繰り返す」ボーダレス・アートミュージアムNO-MA・滋賀 「リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと」平塚市美術館・神奈川、 足利市立美術館・栃木、高岡市美術館・富山、ふくやま美術館 ・広島、新潟市美術館、 久留米市美術館・福 岡(2023) 「サンセット/サンライズ」豊田市美術館・愛知 2021「2021」ケンジタキギャラリー・愛知 「上田薫とリアルな絵画」茨城県近代美術館 「Welcome,Stranger,tothisPlace」東京芸術大学大学美術館・陳列館・東京 2020「2020年度第3期コレクション展」愛知県美術館 2017「日産アートアワード2017」BankARTStudioNYK・神奈川 2016「第19回岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館・神奈川 2015「VOCA展2015現代美術の展望─新しい平面の作家たち」上野の森美術館・東京 受賞 2017 日産アートアワード オーディエンス賞 2016 第8回絹谷幸二賞 奨励賞 2012 “petit” GEISAI#15 審査員 桑久保徹賞 【展示についてのお問い合わせ】 N&A Art SITE(エヌ・アンド・エー株式会社) artsite@nanjo.com 03-6261-6098 Nami Yokoyama solo exhibition “Big Sky Mind” |N&A Art SITE [Tokyo, Nakameguro] |Duration:2024.5.31(Fri.)-6.29(Sat.) Please download the press release in English. ■OUTLINE Exhibition: NANJO SELECTION vol. 4 Nami Yokoyama solo exhibition “Big Sky Mind” Duration: 2024.5.31(Fri.)-6.29(Sat.) 12:00-17:00 Closed: Sun., Mon. Venue: N&A Art SITE (1-11-6, Kamimeguro, Meguro-ku, Tokyo) Organizer: N and A Inc., Artgene LLC Support: KENJI TAKI GALLERY ■Artist Statement Over the past two years or so, I’ve been asking people around me and fellow travelers to write down words such as “Love” and “History” on paper. I’ve then reproduced these words faithfully with neon tubes, and created paintings based on those tubes. I’ve deliberately chosen words that are difficult to capture visually. By painting neon tubes that emit light in the form of words, and their electric wiring and frames that reflect the light, I wanted to make the invisible visible, representing each word as a definite presence in front of the viewer. For this exhibition, I focused on the word “Sky”—something I’m sure everyone has looked up at least once—and asked 10 people around me from various backgrounds to write it. The impetus for this was my realization that even though what we see with our own eyes appears obviously true to us, others may be seeing something completely different. Our thoughts and values are shaped by the places, society, and environment in which we have lived. And because of that, even if we’re looking up at the same sky or thinking about the same thing, the scenes we see and thoughts we think are likely to differ. How can we share these differences with each other? These paintings depict not the vast sky that belongs to no one, but personal skies that exist within someone. Nami Yokoyama ■Commentary by Fumio Nanjo About Nanjo Selection I have long been committed to the promotion of contemporary art and have encountered a great number of artists and artworks over the years, and I still visit numerous exhibitions both in Japan and abroad in search of new discoveries. Through my experiences and conversations, I have decided to focus on and highlight relatively young artists who are pursuing their own, unique forms of expression and are beginning to achieve results. Given an artistic environment that is by no means perfect, the Japanese art industry should urgently seek to convey the significant achievements of emerging artists to an international audience while placing their work in the context of art history. Successive exhibitions in this series will introduce about four artists a year. I hope you will enjoy the program. About vol. 4: Nami Yokoyama Nami Yokoyama’s work left a strong impression on me when I saw it exhibited at BankART Studio NYK in Yokohama after the artist was selected as a finalist for the Nissan Art Award (2017). The glow of the paintings’ neon lights in a dimly lit old warehouse made a curious impact. These trompe-l’oeil-like works have since been widely exhibited, captivating audiences and building a following. This exhibition highlights a series of around 10 new works with the word “Sky” written on them. Each painting is based on the writing of a different person, and they are all imbued with the cheerful yet empty impression carried by the word, as well as the openness to possibilities it suggests. Conceptual and minimalist, yet gentle and bright, Nami Yokoyama’s new frontier is a pleasure to behold. Fumio Nanjo ■Nami Yokoyama 1986 Born in Gifu, Japan 2010 BFA, Painting, Aichi University of the Arts 2012 MFA, Painting, Aichi University of the Arts Lives in Aichi, Japan ■CONTACT N and A Inc. 1-11-6, Kamimeguro, Meguro-ku, Tokyo, 153-0051 artsite@nanjo.com 03-6261-6098 1 Shape of Your Words -T.H.- 2024、油彩、麻布、31.8cm×41 cm 2 Shape of Your Words -C.M.- 2022、油彩、麻布、181.8cm×227.3 cm Photo:  Hayato Wakabayashi ※参考画像 3 Shape of Your Words - T.K.- 2023、油彩、麻布、60.6×72.7 cm Photo: Hayato Wakabayashi ※参考画像

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2024年4月23日

【N&A Art SITE】NANJO SELECTION vol. 4 横山奈美 個展『広い空に / Big Sky Mind』開催決定(5/31-6/29)

N&A Art SITEでは、2024年5月31日(金)から6月29日(土)まで、NANJO SELECTION 第4弾として横山奈美の個展『広い空に / Big Sky Mind』を開催いたします。 ■開催概要 展覧会名: NANJO SELECTION vol. 4 横山奈美 個展 『広い空に / Big Sky Mind』 会期: 2024年5月31日(金)― 6月29日(土) 12:00-17:00 休:日・月・祝 会場: N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6 / 東急東横線中目黒駅より徒歩5分) 主催: エヌ・アンド・エー株式会社、アートジーン合同会社 協力:ケンジタキギャラリー ※展示作品は全て販売いたします ※作品のご購入は会場でのお申込制です(メール等でのお申込は頂けません) N&A Art SITEでは、南條史生による企画展シリーズ「NANJO SELECTION」の第4弾として、横山奈美の個展『広い空に / Big Sky Mind』を2024年5月31日(金)から6月29日(土)まで開催いたします。 横山は、消費され捨てられる物に光を当てそれを精緻に描く「最初の物体」シリーズや、自身でデザインしたネオン管をモチーフに、ガラス管や背後に存在する配電線、フレームまで描く「ネオン」シリーズなどの絵画作品で注目を集める作家です。近年では、ケンジタキギャラリー(2024、2023など)や岐阜県美術館(2021)、金沢21世紀美術館(2019)などで個展を開催、グループ展では「VOCA展2023」(上野の森美術館)や「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館)に参加するなど、精力的な活動を行っています。 本展では、横山の友人や知人などさまざまな人が筆記した文字をネオン管にし、それを克明に描く「Shape of Your Words」シリーズから「Sky」という言葉をモチーフとする新作絵画約10点を展示いたします。 ■作家ステートメント 2年ほど前から、自分の周りにいる人や旅先で出会った人々に「LOVE」や「HISTORY」といった言葉を紙に書いてもらい、それをネオン管で忠実に再現し、それを見て描くことで絵画を制作してきました。扱う言葉は、あえて視覚的に捉えにくいものを選んできました。言葉の形をした光を放つネオン管と、その光が反射する配電線やフレームを描くことで、見えないものを見えるように、個々の言葉を確かな存在として目の前に表したかったからです。 今回の展示では、「Sky」という、誰もが一度は見上げたことがあるであろう言葉に焦点を当て、私の周りにいる10名の様々な背景を持つ人たちに書いてもらいました。この制作のきっかけは、目で見るものが自分にとっては当たり前だとしても、他者にとっては全く異なる景色に見えていると感じたことです。私たちの考え方や価値観は、生きてきた場所や社会、環境によって形成されます。それにより、同じ空を見上げていても、同じ物事について考えていたとしても、私たちそれぞれの目に映る景色や思考は異なっているのではないか。そのような私たちが持つそれぞれの違いをどのようにしたら共有できるのか。この作品では、誰のものでもなく遠くまで広がる空ではなく、誰かの中に存在する個人的な空を描いています。 横山奈美 ■NANJO SELECTIONについて 長年、現代美術の普及に尽力し、その間多くの作家、作品に出会ってきましたが、それでもまだ新しい発見を求めて、内外多数の展覧会を見て歩いています。そして多くの作品に出会い、作家との対話を重ねた中から、表現上の独自の発展を模索し、成果を上げ始めている比較的若手の作家に焦点を当て、その活動を紹介していきたいと思います。 決して万全とは言えない日本のアート環境の中で、新しく登場した作家たちの意義ある業績を美術史の文脈の中に位置づけながら国際的に紹介していくことは、日本の美術業界の喫緊の課題だと思われます。 1年に4人程度の作家を逐次ご案内申し上げます。ぜひご覧ください。 NANJO SELECTION ウェブサイト:https://nanjo-selection.com/ ■vol. 4 横山奈美について 横山奈美の作品に強い印象を持ったのは、作者が日産アートアワードのファイナリストに選出されて、横浜のBankART Studio NYKで展示されているのを見たときである(2017年)。古い倉庫の薄暗い空間に、絵画のネオンが光っているイメージは、不思議な印象を与えていた。このトロンプルイユのような絵画はその後多くの会場で展示されて人々を魅了し、支持者を増やしてきた。 今回紹介するのは新作のシリーズである。文字は「Sky」と書かれていて、それが約10点連続する。全て異なった人によって書かれた文字が元になっている。「空」という言葉が持つ、明るいが空虚で、しかし開かれた可能性に満ちたイメージが魅力である。コンセプチュアルでミニマル、なのにやさしく明るい、横山奈美の新しい境地を楽しんでいただきたい。 南條史生 ■横山奈美 1986年岐阜県生まれ。2012年愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 油画版画領域修了。愛知県を拠点に活動。 https://www.namiyokoyama.com (近年の展覧会歴) 個展 2024「Remembering Someone in the Distance」ケンジタキギャラリー・東京 2023「Shape of Your Words」ケンジタキギャラリー・東京 2022「SLAPアーティスト招聘プロジェクトvol.1横山奈美『Shape of Your Words』」iti SETOUCHI Cube・広島 2021「アーティスト・イン・ミュージアムAiMVol.11横山奈美『forever』」岐阜県美術館 2020「ラブと私のメモリーズ」ケンジタキギャラリー・東京 「誰もいない」ケンジタキギャラリー・愛知 2019「アペルト10横山奈美LOVEと私のメモリーズ」金沢21世紀美術館・石川 「LOVEと私のメモリーズ」ケンジタキギャラリー・東京 グループ展 2024「クロスアート4 ビロンギング -新しい居場所と手にしたもの-」岐阜県美術館 2023「リニューアルオープン記念特別展 Before/After」広島市現代美術館 「VOCA展2023 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」上野の森美術館・東京 2022「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」森美術館・東京 「ゆらぐbe with light」kojin kyoto・京都 「反復と平和―日々、わたしを繰り返す」ボーダレス・アートミュージアムNO-MA・滋賀 「リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと」平塚市美術館・神奈川、 足利市立美術館・栃木、高岡市美術館・富山、ふくやま美術館 ・広島、新潟市美術館、 久留米市美術館・福 岡(2023) 「サンセット/サンライズ」豊田市美術館・愛知 2021「2021」ケンジタキギャラリー・愛知 「上田薫とリアルな絵画」茨城県近代美術館 「Welcome,Stranger,tothisPlace」東京芸術大学大学美術館・陳列館・東京 2020「2020年度第3期コレクション展」愛知県美術館 2017「日産アートアワード2017」BankARTStudioNYK・神奈川 2016「第19回岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館・神奈川 2015「VOCA展2015現代美術の展望─新しい平面の作家たち」上野の森美術館・東京 受賞 2017 日産アートアワード オーディエンス賞 2016 第8回絹谷幸二賞 奨励賞 2012 “petit” GEISAI#15 審査員 桑久保徹賞 【展示についてのお問い合わせ】 N&A Art SITE(エヌ・アンド・エー株式会社) artsite@nanjo.com 03-6261-6098 Nami Yokoyama solo exhibition “Big Sky Mind” |N&A Art SITE [Tokyo, Nakameguro] |Duration:2024.5.31(Fri.)-6.29(Sat.) Please download the press release in English. ■OUTLINE Exhibition: NANJO SELECTION vol. 4 Nami Yokoyama solo exhibition “Big Sky Mind” Duration: 2024.5.31(Fri.)-6.29(Sat.) 12:00-17:00 Closed: Sun., Mon. Venue: N&A Art SITE (1-11-6, Kamimeguro, Meguro-ku, Tokyo) Organizer: N and A Inc., Artgene LLC Support: KENJI TAKI GALLERY ■Artist Statement Over the past two years or so, I’ve been asking people around me and fellow travelers to write down words such as “Love” and “History” on paper. I’ve then reproduced these words faithfully with neon tubes, and created paintings based on those tubes. I’ve deliberately chosen words that are difficult to capture visually. By painting neon tubes that emit light in the form of words, and their electric wiring and frames that reflect the light, I wanted to make the invisible visible, representing each word as a definite presence in front of the viewer. For this exhibition, I focused on the word “Sky”—something I’m sure everyone has looked up at least once—and asked 10 people around me from various backgrounds to write it. The impetus for this was my realization that even though what we see with our own eyes appears obviously true to us, others may be seeing something completely different. Our thoughts and values are shaped by the places, society, and environment in which we have lived. And because of that, even if we’re looking up at the same sky or thinking about the same thing, the scenes we see and thoughts we think are likely to differ. How can we share these differences with each other? These paintings depict not the vast sky that belongs to no one, but personal skies that exist within someone. Nami Yokoyama ■Commentary by Fumio Nanjo About Nanjo Selection I have long been committed to the promotion of contemporary art and have encountered a great number of artists and artworks over the years, and I still visit numerous exhibitions both in Japan and abroad in search of new discoveries. Through my experiences and conversations, I have decided to focus on and highlight relatively young artists who are pursuing their own, unique forms of expression and are beginning to achieve results. Given an artistic environment that is by no means perfect, the Japanese art industry should urgently seek to convey the significant achievements of emerging artists to an international audience while placing their work in the context of art history. Successive exhibitions in this series will introduce about four artists a year. I hope you will enjoy the program. About vol. 4: Nami Yokoyama Nami Yokoyama’s work left a strong impression on me when I saw it exhibited at BankART Studio NYK in Yokohama after the artist was selected as a finalist for the Nissan Art Award (2017). The glow of the paintings’ neon lights in a dimly lit old warehouse made a curious impact. These trompe-l’oeil-like works have since been widely exhibited, captivating audiences and building a following. This exhibition highlights a series of around 10 new works with the word “Sky” written on them. Each painting is based on the writing of a different person, and they are all imbued with the cheerful yet empty impression carried by the word, as well as the openness to possibilities it suggests. Conceptual and minimalist, yet gentle and bright, Nami Yokoyama’s new frontier is a pleasure to behold. Fumio Nanjo ■Nami Yokoyama 1986 Born in Gifu, Japan 2010 BFA, Painting, Aichi University of the Arts 2012 MFA, Painting, Aichi University of the Arts Lives in Aichi, Japan ■CONTACT N and A Inc. 1-11-6, Kamimeguro, Meguro-ku, Tokyo, 153-0051 artsite@nanjo.com 03-6261-6098 1 Shape of Your Words -T.H.- 2024、油彩、麻布、31.8cm×41 cm 2 Shape of Your Words -C.M.- 2022、油彩、麻布、181.8cm×227.3 cm Photo:  Hayato Wakabayashi ※参考画像 3 Shape of Your Words - T.K.- 2023、油彩、麻布、60.6×72.7 cm Photo: Hayato Wakabayashi ※参考画像

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2024年3月12日 【N&A Art SITE】NANJO SELECTION vol. 3 李晶玉 個展『アナロジー:三つのくにづくりについて』3/29-4/26

■開催概要 展覧会名: NANJO SELECTION vol. 3 李晶玉 個展 『アナロジー:三つのくにづくりについて / Analogy: founding three nations』 会期: 2024年3月29日(金)― 4月26日(金) 12:00-17:00 休:日・月 会場: N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6 / 東急東横線中目黒駅より徒歩5分) 主催: エヌ・アンド・エー株式会社、アートジーン合同会社 ※展示作品は一部を除き販売いたします ※作品のご購入は会場でのお申込制です(メール等でのお申込は頂けません) N&A Art SITEでは、南條史生による企画展シリーズ「NANJO SELECTION」の第3弾として、李晶玉の個展『アナロジー:三つのくにづくりについて / Analogy: founding three nations』を3月29日(金)から4月26日(金)まで開催いたします。 李は、在日朝鮮人3世という立場から、国家や民族、アジアの歴史などに対する横断的な視点を足がかりに制作を行っています。古典絵画から構図や象徴的なモチーフを引用し、コラージュなどの手法を用いて、写実的かつ複層的な絵画作品で注目を集める作家です。 近年では、隣接して建つ朝鮮大学校と武蔵野美術大学の両校を隔てる塀に橋を架けるプロジェクト「武蔵美×朝鮮大『突然、目の前がひらけて』」(2015)に参加し、同プロジェクトのメンバーとともに展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ)1989–2019」(京都市京セラ美術館、2021)に出展。2022年には原爆の図 丸木美術館で個展「SIMULATED WINDOW」を開催するなど、今後の更なる活躍が期待される作家です。 本展では、南條史生のキュレーションのもとに制作された新作絵画作品を展示いたします。 ■NANJO SELECTIONについて 長年、現代美術の普及に尽力し、その間多くの作家、作品に出会ってきましたが、それでもまだ新しい発見を求めて、内外多数の展覧会を見て歩いています。そして多くの作品に出会い、作家との対話を重ねた中から、表現上の独自の発展を模索し、成果を上げ始めている比較的若手の作家に焦点を当て、その活動を紹介していきたいと思います。 決して万全とは言えない日本のアート環境の中で、新しく登場した作家たちの意義ある業績を美術史の文脈の中に位置づけながら国際的に紹介していくことは、日本の美術業界の喫緊の課題だと思われます。 1年に4人程度の作家を逐次ご案内申し上げます。ぜひご覧ください。 NANJO SELECTION ウェブサイト:https://nanjo-selection.com/ ■vol. 3 李晶玉について ― 南條史生コメント 李晶玉が描く作品は明確なテーマ性 = 物語を持っています。2022年に原爆の図 丸木美術館で開催された「SIMULATED WINDOW」では、原爆とそれを投下した爆撃機エノラ・ゲイが主題でした。線描で描かれた繊細な描画と爆心地の上の赤い玉、まがまがしさと透明さの共存は、これまで見たことのない鮮烈な視覚世界を開きました。また2023年にNANAWATAで開催された「神話#2」では日本の「天岩戸」神話、韓国の「都柝野」神話と北朝鮮の建国の物語をもつれた糸のように対置させています。今回の展示はこの神話シリーズの延長であると同時に、新たな新作で、次なる境地を示すことを試みています。 ■李晶玉 1991 年東京都生まれ。2018年朝鮮大学校 研究院総合研究科 卒業。東京を拠点に活動。 (近年の展覧会歴) 2023 個展「神話#2」NANAWATA・埼玉 2022 個展「SIMULATED WINDOW」原爆の図 丸木美術館・東京   個展 Gallery Q・東京 2021 個展「記号の国」Gallery Q・東京   グループ展「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989–2019」京都市京セラ美術館 2020 グループ展「VOCA展 2020 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」上野の森美術館・東京 2018 個展「神話#1」eitoeiko・東京 2015 グループ展「武蔵美×朝鮮大『突然、目の前がひらけて』」武蔵野美術大学、朝鮮大学校・東京 【展示についてのお問い合わせ】 N&A Art SITE(エヌ・アンド・エー株式会社) artsite@nanjo.com 03-6261-6098 1 展示風景 撮影:忽那 光一郎 2 天岩戸 2023 パネルに紙、デジタルプリント、アクリル、鉛筆、130×97cm 3 白頭山 2023 パネルに紙、デジタルプリント、アクリル、鉛筆、130×89cm 4 都祈野 2023 パネルに紙、デジタルプリント、アクリル、鉛筆、130×97cm

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2024年3月12日

【N&A Art SITE】NANJO SELECTION vol. 3 李晶玉 個展『アナロジー:三つのくにづくりについて』3/29-4/26

■開催概要 展覧会名: NANJO SELECTION vol. 3 李晶玉 個展 『アナロジー:三つのくにづくりについて / Analogy: founding three nations』 会期: 2024年3月29日(金)― 4月26日(金) 12:00-17:00 休:日・月 会場: N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6 / 東急東横線中目黒駅より徒歩5分) 主催: エヌ・アンド・エー株式会社、アートジーン合同会社 ※展示作品は一部を除き販売いたします ※作品のご購入は会場でのお申込制です(メール等でのお申込は頂けません) N&A Art SITEでは、南條史生による企画展シリーズ「NANJO SELECTION」の第3弾として、李晶玉の個展『アナロジー:三つのくにづくりについて / Analogy: founding three nations』を3月29日(金)から4月26日(金)まで開催いたします。 李は、在日朝鮮人3世という立場から、国家や民族、アジアの歴史などに対する横断的な視点を足がかりに制作を行っています。古典絵画から構図や象徴的なモチーフを引用し、コラージュなどの手法を用いて、写実的かつ複層的な絵画作品で注目を集める作家です。 近年では、隣接して建つ朝鮮大学校と武蔵野美術大学の両校を隔てる塀に橋を架けるプロジェクト「武蔵美×朝鮮大『突然、目の前がひらけて』」(2015)に参加し、同プロジェクトのメンバーとともに展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ)1989–2019」(京都市京セラ美術館、2021)に出展。2022年には原爆の図 丸木美術館で個展「SIMULATED WINDOW」を開催するなど、今後の更なる活躍が期待される作家です。 本展では、南條史生のキュレーションのもとに制作された新作絵画作品を展示いたします。 ■NANJO SELECTIONについて 長年、現代美術の普及に尽力し、その間多くの作家、作品に出会ってきましたが、それでもまだ新しい発見を求めて、内外多数の展覧会を見て歩いています。そして多くの作品に出会い、作家との対話を重ねた中から、表現上の独自の発展を模索し、成果を上げ始めている比較的若手の作家に焦点を当て、その活動を紹介していきたいと思います。 決して万全とは言えない日本のアート環境の中で、新しく登場した作家たちの意義ある業績を美術史の文脈の中に位置づけながら国際的に紹介していくことは、日本の美術業界の喫緊の課題だと思われます。 1年に4人程度の作家を逐次ご案内申し上げます。ぜひご覧ください。 NANJO SELECTION ウェブサイト:https://nanjo-selection.com/ ■vol. 3 李晶玉について ― 南條史生コメント 李晶玉が描く作品は明確なテーマ性 = 物語を持っています。2022年に原爆の図 丸木美術館で開催された「SIMULATED WINDOW」では、原爆とそれを投下した爆撃機エノラ・ゲイが主題でした。線描で描かれた繊細な描画と爆心地の上の赤い玉、まがまがしさと透明さの共存は、これまで見たことのない鮮烈な視覚世界を開きました。また2023年にNANAWATAで開催された「神話#2」では日本の「天岩戸」神話、韓国の「都柝野」神話と北朝鮮の建国の物語をもつれた糸のように対置させています。今回の展示はこの神話シリーズの延長であると同時に、新たな新作で、次なる境地を示すことを試みています。 ■李晶玉 1991 年東京都生まれ。2018年朝鮮大学校 研究院総合研究科 卒業。東京を拠点に活動。 (近年の展覧会歴) 2023 個展「神話#2」NANAWATA・埼玉 2022 個展「SIMULATED WINDOW」原爆の図 丸木美術館・東京   個展 Gallery Q・東京 2021 個展「記号の国」Gallery Q・東京   グループ展「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989–2019」京都市京セラ美術館 2020 グループ展「VOCA展 2020 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」上野の森美術館・東京 2018 個展「神話#1」eitoeiko・東京 2015 グループ展「武蔵美×朝鮮大『突然、目の前がひらけて』」武蔵野美術大学、朝鮮大学校・東京 【展示についてのお問い合わせ】 N&A Art SITE(エヌ・アンド・エー株式会社) artsite@nanjo.com 03-6261-6098 1 展示風景 撮影:忽那 光一郎 2 天岩戸 2023 パネルに紙、デジタルプリント、アクリル、鉛筆、130×97cm 3 白頭山 2023 パネルに紙、デジタルプリント、アクリル、鉛筆、130×89cm 4 都祈野 2023 パネルに紙、デジタルプリント、アクリル、鉛筆、130×97cm

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2023年12月18日 【N&A Art SITE】『ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし』開催決定(2/1-3/2)

N&A Art SITEでは、現代ドイツを代表する映画監督・写真家である、ヴィム・ヴェンダースの展覧会『ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし』を2024年2月1日(木)から3月2日(土)まで開催いたします。 ヴェンダースは1971年の長編映画デビュー直後から、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手として注目を集めます。『ことの次第』(82)でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、『パリ、テキサス』(84)でカンヌ国際映画祭パルム・ドール、『ベルリン・天使の詩』(87)でカンヌ国際映画祭監督賞受賞と、国際的な活躍を続けます。さらに、第76回カンヌ国際映画祭に出品し、主演を務めた役所広司が最優秀男優賞を受賞した最新作『PERFECT DAYS』(23)でも国内外から注目を集めています。 写真家としても、ポンピドゥーセンターでの『Written in the west』展(83・フランス)を皮切りに、ビルバオ・グッゲンハイム美術館(02・スペイン)、上海美術館(04・中国)など、世界中の美術館で展覧会が開催されています。 本展では、ヴェンダースが「究極のロードムービー」と称する『夢の涯てまでも』(91)のクライマックスシーンのために制作されたHD(ハイデフィニション)プリント作品「Electronic Paintings」(91)に加え、『パリ、テキサス』ロケ時にヴェンダースが撮影し、写真家としての氏の才能を知らしめたアメリカ中西部の風景写真「Written in the west」(83)シリーズを展示します。 また、「恵比寿映像祭2024『月へ行く30の方法/30 Ways to Go to the Moon』」の地域連携プログラムの一環として、2月20日㈫から3月1日㈮(2月26日、2月29日を除く)、3月20日(水・祝)の10日間にかけて『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』(94)を東京都写真美術館にて上映する他、本展に関するドキュメンタリー映像上映・トークイベントを開催します。 ■開催概要 展覧会名:ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし/ Wim Wenders’s Lucid Gaze 会期: 2024年2月1日(木)―3月2日(土) 12:00-17:00 ※2月24日㈯のみ10:00-17:00 (日) (月) (祝) 休 会場: N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6 / 東急東横線中目黒駅より徒歩5分) 企画:御影雅良 キュレーション:墨屋宏明 主催: DART株式会社、GCI BOOKS 特別協力:東京都写真美術館、エヌ・アンド・エー株式会社 協力: 東北新社、Criterion Collection ■2月1日(木) 17:00-20:00内覧会開催予定(12:00より開廊) ※内覧会にて、映画『夢の涯てまでも』アソシエイト・プロデューサー御影雅良氏による当時の貴重な資料等の解説を行います。 ※内覧会当日と会期中のヴェンダース氏の在廊予定はございません。 ■映像上映・トークイベントについて ①『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』上映 「恵比寿映像祭2024『月へ行く30の方法/30 Ways to Go to the Moon』」地域連携プログラムの一環として、2月20日㈫から3月1日㈮(2月26日、2月29日を除く)、3月20日(水・祝)の10日間にかけて東京都写真美術館にて『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』を上映いたします。詳しいスケジュール等は、東京都写真美術館ウェブサイトをご参照ください。 ②ドキュメンタリー『ヴィム・ヴェンダース イン 東京』上映 1990-91年に東京を訪れたヴェンダースが、 NHK 編集室において当時の最先端映像技術であったハイビジョン(Hi-Vision)を用いて制作した「夢のシークエンス」の制作ドキュメンタリーをN&A Art SITEにて上映いたします。 タイトル:『ヴィム・ヴェンダース イン 東京』(90) ※上映時間 1時間3分 会場:N&A Art SITE 期間:2024年2月1日㈭― 3月2日㈯ ※(日) (月) (祝) 休 上映時間:12時の開廊と同時に上映開始 (1時間3分毎にループ上映) ※展示作品は一部を除き販売いたします。 ※作品のご購入は会場でのお申込制です(メール等でのお申込は頂けません) 【展示についてのお問い合わせ】 N&A Art SITE(エヌ・アンド・エー株式会社) 担当:竹ヶ鼻、永倉 artsite@nanjo.com 1-3. 展示風景 撮影:忽那 光一郎 4.「少年」1991、紙、HDプリント、36.4×51.5 cm ©Wim Wenders/Kazutomo 5.「Sun dries, Las Vegas, New Mexico」1983、紙、ダイトランスファープリント、31×37 cm

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2023年12月18日

【N&A Art SITE】『ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし』開催決定(2/1-3/2)

N&A Art SITEでは、現代ドイツを代表する映画監督・写真家である、ヴィム・ヴェンダースの展覧会『ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし』を2024年2月1日(木)から3月2日(土)まで開催いたします。 ヴェンダースは1971年の長編映画デビュー直後から、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手として注目を集めます。『ことの次第』(82)でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、『パリ、テキサス』(84)でカンヌ国際映画祭パルム・ドール、『ベルリン・天使の詩』(87)でカンヌ国際映画祭監督賞受賞と、国際的な活躍を続けます。さらに、第76回カンヌ国際映画祭に出品し、主演を務めた役所広司が最優秀男優賞を受賞した最新作『PERFECT DAYS』(23)でも国内外から注目を集めています。 写真家としても、ポンピドゥーセンターでの『Written in the west』展(83・フランス)を皮切りに、ビルバオ・グッゲンハイム美術館(02・スペイン)、上海美術館(04・中国)など、世界中の美術館で展覧会が開催されています。 本展では、ヴェンダースが「究極のロードムービー」と称する『夢の涯てまでも』(91)のクライマックスシーンのために制作されたHD(ハイデフィニション)プリント作品「Electronic Paintings」(91)に加え、『パリ、テキサス』ロケ時にヴェンダースが撮影し、写真家としての氏の才能を知らしめたアメリカ中西部の風景写真「Written in the west」(83)シリーズを展示します。 また、「恵比寿映像祭2024『月へ行く30の方法/30 Ways to Go to the Moon』」の地域連携プログラムの一環として、2月20日㈫から3月1日㈮(2月26日、2月29日を除く)、3月20日(水・祝)の10日間にかけて『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』(94)を東京都写真美術館にて上映する他、本展に関するドキュメンタリー映像上映・トークイベントを開催します。 ■開催概要 展覧会名:ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし/ Wim Wenders’s Lucid Gaze 会期: 2024年2月1日(木)―3月2日(土) 12:00-17:00 ※2月24日㈯のみ10:00-17:00 (日) (月) (祝) 休 会場: N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6 / 東急東横線中目黒駅より徒歩5分) 企画:御影雅良 キュレーション:墨屋宏明 主催: DART株式会社、GCI BOOKS 特別協力:東京都写真美術館、エヌ・アンド・エー株式会社 協力: 東北新社、Criterion Collection ■2月1日(木) 17:00-20:00内覧会開催予定(12:00より開廊) ※内覧会にて、映画『夢の涯てまでも』アソシエイト・プロデューサー御影雅良氏による当時の貴重な資料等の解説を行います。 ※内覧会当日と会期中のヴェンダース氏の在廊予定はございません。 ■映像上映・トークイベントについて ①『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』上映 「恵比寿映像祭2024『月へ行く30の方法/30 Ways to Go to the Moon』」地域連携プログラムの一環として、2月20日㈫から3月1日㈮(2月26日、2月29日を除く)、3月20日(水・祝)の10日間にかけて東京都写真美術館にて『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』を上映いたします。詳しいスケジュール等は、東京都写真美術館ウェブサイトをご参照ください。 ②ドキュメンタリー『ヴィム・ヴェンダース イン 東京』上映 1990-91年に東京を訪れたヴェンダースが、 NHK 編集室において当時の最先端映像技術であったハイビジョン(Hi-Vision)を用いて制作した「夢のシークエンス」の制作ドキュメンタリーをN&A Art SITEにて上映いたします。 タイトル:『ヴィム・ヴェンダース イン 東京』(90) ※上映時間 1時間3分 会場:N&A Art SITE 期間:2024年2月1日㈭― 3月2日㈯ ※(日) (月) (祝) 休 上映時間:12時の開廊と同時に上映開始 (1時間3分毎にループ上映) ※展示作品は一部を除き販売いたします。 ※作品のご購入は会場でのお申込制です(メール等でのお申込は頂けません) 【展示についてのお問い合わせ】 N&A Art SITE(エヌ・アンド・エー株式会社) 担当:竹ヶ鼻、永倉 artsite@nanjo.com 1-3. 展示風景 撮影:忽那 光一郎 4.「少年」1991、紙、HDプリント、36.4×51.5 cm ©Wim Wenders/Kazutomo 5.「Sun dries, Las Vegas, New Mexico」1983、紙、ダイトランスファープリント、31×37 cm

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