本展は、荒木経惟が1980年代から1990年代に訪れた８つのアジアの都市と地域（台北、東京、香港、上海、バンコク、大阪、沖縄、ソウル）で撮影された写真を中心に紹介した大規模な展覧会です。モノクロプリントから、カラーコピー、プリントに直接彩色したもの、本、スライドショーに音楽を組み合わせた「アラキネマ」など多様な作品群で構成され、「写真機」と化した荒木の眼を通して捉えられたイメージの洪水を通して、アジア地域の都市の活気や人々の生を浮き彫りにするとともに、生きることについての問いを投げかけました。 【参加アーティスト】 荒木経惟 【基本情報】 会期：1999年 会場：台北市立美術館（台湾） 主催：台北市立美術館（台湾） キュレーション：三木あき子、南條史生（ナンジョウアンドアソシエイツ）台北市立美術館 特別協賛：台湾資生堂股份有限公司 協賛：富士ゼロックス台湾、Art bt Xerox、日本アジア航空株式会社 後援：財団法人交流協会