ハンディウィルマン・サプトラ 「物質について」
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展覧会の企画、キュレーション、 コーディネーション業務
インドネシアの現代アートシーンを代表するアーティスト、ハンディウィルマン・サプトラ(Handiwirman Saputra、通称ハンディ)の日本初となる個展「物質について」が東雲のTOLOT/heuristic SHINONOMEを開催しました。
ハンディウィルマン・サプトラは1975年生まれ。インドネシアの現代アートを語るうえで欠かせないアーティストグループ「Jendela Art Group」(※)の創設メンバーの一人であり、現在世界のコレクターから注目されるアーティストでもあります。学生時代より一貫して「物質」=素材に関心を持ち、対象を深く観察することでそのものに内在する本質を顕在化させることに注力してきたハンディ。しばしば登場する素材には綿の塊、ぼろ切れ、糸くず、人毛、黒光りするゴミ袋や破棄された工業製品などがあり、予想外の組み合わせから驚きとユーモアに満ちた作品を生み出しています。
今展では過去20年にわたるアーティストの芸術表現の発展を、主に5つのセクションに分けて14点で紹介。オブジェ、立体彫刻、ペインティング、写真など多岐にわたるメディアの作品を一望するとともに、ハンディの原点ともいえる小さなオブジェや今展のために制作した新作2点も発表しました。
【参加アーティスト】
ハンディウィルマン・サプトラ
【基本情報】
会場:2015年6月12日~7月25日
会場:TOLOT/heuristic SHINONOME