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バルーンアートフェスティバル -HOT AIR- うかぶ、ふくらむ、てでふれる

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展覧会の企画、キュレーション、 コーディネーション業務

バルーンを使ったアートはすでに1960年代から作られてきましたが、特に90年代後半には世界の多くのアーティストが新しい表現手段としてバルーンを用いて、ユニークな作品を制作しています。本展はこうした近年の傾向に注目し、バルーンを使った作品によって構成された、世界でも初めての展覧会となりました。 高さ60mの大ホールには超大型バルーンが浮かび、客席やホワイエ、ロビーにもバルーンアートが展開しました。膨らましたり、ふわふわした感触を楽しんだり、中に入ることのできる作品や、部屋いっぱいに浮かぶバルーンと戯れるなど参加型プロジェクトやパフォーマンス作品のほか、ビデオの中にもバルーンが登場しました。グランシップを縦横に使って展示される作品を観ながら、ダイナミックで個性的な建築空間を楽しみ、誰にでも身近なバルーンを体全体で感じることができる展覧会です。様々な形態のバルーンがアートとなって現代を軽やかに表現しました。 【アーティスト】 アンディ·ウォーホル(アメリカ)、マシュー·バーニー(アメリカ)、ジェフ·クーンズ(アメリカ)、タシタ・ディーン (イギリス)、パーミンダー·コー(イギリス)、マリケ·ファン·ワルメルダム(オランダ)、ピエール·レイメール(フランス)、ハンス·ハマート(ドイツ)、エリン·ヴィクストロム(スウェーデン)、ニコス·ナブリデス(ギリシャ)、パブロ·レイノソ(アルレゼンチン)、リーブレ(韓国)、チェ·ジョンホァ(韓国)、草間彌生(日本)、村上隆(日本)、中村哲也(日本)、藤原隆洋(日本)、笠原出(日本)、さとうりさ(日本)、大岩オスカール幸男(日本)、吉水浩(日本)、山出淳也(日本) 【基本情報】 会期:1999年4月16日 - 4月25日 会場:グランシップ(静岡県コンベンションアーツセンター) 主催:グランシップ開館記念事業実行委員会 特別協賛:agnis b、㈱アニエス ベー サンライズ 協賛:㈱宇式通信システム、カヤバ工業㈱、川崎設備工業㈱静岡営業所、川本工業㈱静岡営業所、㈱関電工静岡支店、三建設備工業㈱、㈱シズデン、㈱テクノ菱和静岡支店、㈱東芝、日管㈱、㈱松村電機製作所、丸茂電機㈱、三菱重工業㈱、三菱電機㈱静岡支店、森平舞台機構㈱、ヤマハサウンドテック㈱、㈱理研グリーン、菱和設備㈱、六興電気㈱静岡支店(開館記念事業全体協賛·50音順) 助成:ブリティッシュ·カウンシル、モンドリアン財団、IASPIS(スウェーデン、国際芸術家スタジオプログラム) 協力:㈱サン·アドバルーン社、日本軽気球広告/静岡 企画・制作:株式会社 I&S キュレーター:南條史生
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