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KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭

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展覧会の企画、キュレーション、 コーディネーション業務

広報およびブランディング業務

美術関連のカタログ、出版物、 アートグッズ等の編集業務

海か、山か、芸術か? 2016年秋、茨城県北地域の6市町の海と山を舞台に「茨城県北芸術祭」が開催されました。 県北は、美しい太平洋の海原と、緑豊かな里山の自然に恵まれた風光明媚な地域です。また一方で、この地域では早くから炭鉱や鉱山が開かれ、明治期には基幹産業やインフラが発展し、現代にいたるまで日本の経済と近代化を担ってきました。さらに、県内には筑波大学や様々な研究機関が所在し、1985年には科学万博が開催されるなど、科学・技術とも深い関わりがあります。 そこでこの芸術祭では、自然と対話するアート、科学・技術を利用した先進的なアートに焦点を当てます。さらに、他分野の人々と共同で作品を創り出すアートハッカソン、県内の産業とのコラボレーション、県独自のアーティスト滞在プログラム“ARCUS”との協働、県内諸大学との連携など、地域に根ざした創造活動を実践しました。 アートと科学・技術の実験を通して、茨城県北地域の豊かな自然に新たな創造の息吹を吹き込む芸術祭となり、のべ77万6千人もの方々の来場があり、アートを通じた地域の魅力発信や活性化につながりました。 アーカイブはこちらから。 【参加アーティスト】 85組(22の国と地域より参加) 【作品数】 109(プロジェクトを含む) 【基本情報】 会期:2016年9月17日ー2016年11月20日 会場: ①五浦・高萩海浜エリア(茨城県天心記念五浦美術館周辺や高萩市の海浜部) ②日立駅周辺エリア(JR常磐線日立駅周辺) ③奥久慈清流エリア(常陸大宮市の久慈川流域やJR水郡線常陸大子駅前地区) ④常陸太田鯨ヶ丘エリア(常陸太田市中心部の街並み) 主催:茨城県北芸術祭実行委員会(会長 茨城県知事) 助成:独立行政法人国際交流基金アジアセンター、公益社団法人企業メセナ協議会2021芸術・文化による社会創造ファンド、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセパリ本部、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター、フィンランドセンター、オーストラリア大使館/豪日交流基金、イスラエル大使館、損害保険ジャパン日本興亜株式会社
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