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アートトーク・シリーズ No.1 「爆発するNFT市場とアートの行方」 開催(7月17日)

2021年7月17日(土)14:00−16:00 オンライン配信 2020年7月に発足したNFTマーケット市場では、複数の有力なプラットフォームが活況を呈しています。つい最近 「Everydays: the First 5000 Days 」が、オークション市場にて75億円で落札されたニュースを見た方も少なくないのではないでしょうか。このような状況下で、このプラットフォームに合わせて多様なデジタルアート等が登場し、またリアルな作品も新たな市場を求めて多数出品されはじめています。 このような前例のない新しい市場の登場がアートに何をもたらすのでしょうか。始まったばかりの現状では、今後の方向性は定まっているとは言えず、多くの関係者がその多様な未来を模索している段階です。 そこで、この機会にNFTとアートの可能性と課題について、議論したいと思います。すでにNFTについて論文を発表し、美術雑誌のオーナーでもあるジェシカ・ワンとMad Dog Jonesのキュレーションをしたジョーダン・A. Y.・スミスをキーノートスピーカーに迎え、NFTとアートの可能性を報告してもらいます。また、新たなプラットフォームを立ち上げるHYPER EDITIONの原田知大、NFTのアートベンチャーに投資する小池藍、自身がクリプトアートを制作し、プラットフォームを構築したアーティストの真鍋大度、今年のCrypt Art Week Asiaに参加する日本代表者の浅田真理、美術評論家の南條史生らが参加して、NFTとアートをめぐる新たな可能性を探るオンライントークセッションを開催します。 なお、主催のN&A(エヌ・アンド・エー株式会社)は、このほど新社屋(上目黒)の移転を機にアートの重要なトピックについてトークセッションや講演を組織し、アートについて学ぶシリーズを開催していきます。今回のトークショーはそのN&A アートトーク・シリーズの第1回目となります。 ぜひご参加ください。 ■開催概要 日時:2021年7月17日(土)14:00−16:00(1部:NFTアートの現状と未来 14:00-14:55/2部:NFTにおけるアート市場の功罪 15:00-16:00) 視聴方法:オンライン配信(事前申込制) 参加申込み:ご参加をご希望の方は、7月16日までに下記申込みサイトからご登録ください。 ■登壇者(アルファベット順) 浅田真理(Artist, VJ, CryptoArtJapan Founder) 原田知大(HYPER EDITION, Founder/CEO) 小池藍(GO FUND, LLP代表パートナー、京都芸術大学 芸術学部 専任講師) 真鍋大度(Artist, Programmer, DJ ) 南條史生(エヌ・アンド・エー株式会社代表取締役、森美術館特別顧問) ジョーダン・A. Y.・スミス(城西大学准教授兼Digital Willクリエイター) ジェシカ・ワン(万通投資控股有限公司 副総裁、芸術商業メディア社⻑) *ジェシカ・ワン・コーディネーション:沓名美和 主催:エヌ・アンド・エー株式会社 共催:株式会社ロフトワーク、HYPER EDITION、一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン 協賛:JAPAN WAY株式会社   ■登壇者プロフィール 浅田真理 (marimosphere) 多摩美術大学在学中、父親のオーガナイズしていたパーティでVJに目覚める。ミクロコスモスからマクロコスモス、抽象から具象まで、時空と現象を表現の源泉とし、意識と環境に投影されたコミュニケーション体験としてのアートを創出することを追求している。 MUTEK.JP×文化庁メディア芸術祭、DOMMUNE、J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA、FUJI ROCK FESTIVAL、海外ではポルトガルのBOOM FESTIVAL、ドイツ イエナのFulldome FestivalでのフルドームVJなど様々なフェスティバルにVJとして出演。US AustinのSXSWではインタラクティブドーム展示も行う。 現在は自身もクリプトアーティストとして活動しながら、アーティストコミュニティ”NFT & CRYPTO ART JAPAN”を運営している。 日本初のNFTフィジカル展示"CAJEXB"を2021/6/21に行った他、CAWA in Tokyoというシンガポール発アジアのNFTアートの祭典の東京サイドのフィジカル展覧会も7/12~16に開催。 原田知大 写真に特化したアートフェア「TOKYO PHOTO」を2009年〜2015年に企画主催。世界的なフォトグラファーやアートギャラリーと協業して六本木ヒルズや東京ミッドタウン、増上寺にて開催。フォトグラフィーをアートとしてプロモートし、国内のフォトマーケット構築に尽力。 90年代半ば米国にて会計事務所やコンサルティング、2000年代に国内のIT企業での勤務経験があり、TSUTAYAのTポイントや楽天ポイントの始動にも関わる。2017年より国外のブロックチェーン企業の資金調達や日本国内での事業展開に貢献。 2021年フォトグラフィーと現代アートを基調としたNFTアートプラットホーム「HYPER EDITION」を開設。NFTアートを長期保有するデジタル資産として推奨。優れたデジタルアートとは何か?を考察する。 小池藍 大学時代にスタートアップを経験後、2010年博報堂入社。 その後、2012年から2015年までプライベートエクイティファンドのアドバンテッジパートナーズにて投資と投資先の経営及び新規事業運営に、2016年よりあすかホールディングスにて東南アジア・インドのスタートアップ投資に従事し、独立。企業への経営や新規事業アドヴァイスなども行う。 2020年より日本にてベンチャー投資ファンドのGO FUNDをスタート。 また、現代アートの知見を深めることとコレクション、普及に努める。2020年より、俳優森山未來さんがMCのアートYouTube番組「Meet Your Art」のナビゲーターに就任。2021年京都芸術大学芸術学部専任講師着任。 真鍋大度 アーティスト、インタラクションデザイナー、プログラマ、DJ。 2006年Rhizomatiks 設立。身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。坂本龍一、Bjork、OK Go、Nosaj Thing、Squarepusher、アンドレア・バッティストーニ、野村萬斎、Perfume、サカナクションを始めとしたアーティストからイギリス、マンチェスターにある天体物理学の国立研究所ジョドレルバンク天文物理学センターやCERN(欧州原子核研究機構)との共同作品制作など幅広いフィールドでコラボレーションを行っている。 Ars Electronica Distinction Award, Cannes Lions International Festival of Creativity Titanium Grand Prix, D&AD Black Pencil, メディア芸術祭大賞など国内外で受賞多数。 南條史生 1972年慶應義塾大学経済学部、1977年文学部哲学科美学美術史学専攻にて学位取得後、1978年国際交流基金、1986年ICAナゴヤディレクター等を経て、2002年副館長として森美術館開設に参画。2006年同館館長、2020年より同館特別顧問。国際的には1997年ベニスビエンナーレ日本館コミッショナーをはじめ、1998年台北ビエンナーレ、2001年横浜トリエンナーレ、2006年・2008年シンガポールビエンナーレ、2016年茨城県北芸術祭、2017年ホノルルビエンナーレ等のディレクターを歴任。近年のキュレーション実績として、2019-20年、森美術館「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人間は明日どう生きるのか」がある。 ジョーダン・A. Y.・スミス Jordan A.Y. Smith 比較文学・文芸翻訳を教える准教授兼翻訳家、詩人、Digital Willのパートナー、CŌEMの創始者。2020年の詩画集『Syzygy・朔望』で日本・北米のアート作品との出会いから生まれた日英を行き渡る詩の本を刊行。2019年、DIESEL Art GalleryでMad Dog Jonesの展示会のキューレーターを務めた。2018年よりBBC Radio 4の詩作冒険番組に出演・プロデュースする。他に共著チャップブック詩集『√IC: Redux』(共著者:カニエ•ナハ、永方佑樹)も。また、「Tokyo Poetry Journal」編集長として、日本のポエトリー世界の「今」を紹介する特集等を担当した他、翻訳者として吉増剛造、谷川俊太郎、最果タヒ、古川日出男、三木悠莉、文月悠光などの英訳も行う。UCLA、高麗大学、上智大学、早稲田大学などで教鞭を執った経験を持つ。 ジェシカ・ワン Jessica (Yuwei) Wang 万通投資控股有限公司 副総裁、芸術商業メディア社⻑、中国人⺠大学社会学博士、CFA 特許金融アナリスト、清華大学社会と金融研修センター訪問学者、ブリティッシュコロンビア大学の経済学学士、修士卒業。 ニューヨークにてHSBCや中米スカイクラブなどへ金融、マーケティング、ブランディングなどの仕事を提供してきた。 2020年に出版された“信頼革命-ビットコイン及び脱中心化デジタル通貨”は、中国初の社会学の角度からビットコインとブロックチェーン問題を比較して系統的な研究を行った学術専門書である。
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